経営理念
技術の根幹を構成する若手技術者という「人」を、
「自ら課題を見つけてそれを解決できる」ようにし、そのような人を輩出し続ける”しくみ”をつくることで、製造業にある企業の成長を後押しする。
これが、技術者育成研究所が考える最上位概念です。
1.技術の根幹を構成する若手技術者という「人」
どれだけ産業技術が発展したとしても、それを支えるのはいつの時代も技術者という「人」です。
しかしながら、技術職で採用された技術者は、自らの専門性にこだわりすぎるがゆえに、世の中にあふれるすばらしい育成システムに対応できないという問題がある、というのが実情です。
技術者育成研究所では、「技術の根幹はあくまで人である」という信念のもと、製造業に関わる若手技術者に対して「このことを最低わかっておけば、後に技術者としての大きな飛躍ができる」という、基本概念をお伝えしていきます。
そして対象者を、柔軟性の高い入社2~3年目までの若手技術者に特化し、考え方の基礎をその若い頭の中に構築していくことを目指します。
2.「自ら課題を見つけてそれを解決できる」ようにし、そのような人を輩出し続ける”しくみ”をつくる
どのような業種の製造業であっても、表現の違いはあれ必要とされる技術者の共通資質として、
「自ら課題を見つけてそれを解決できる」
というものがあげられます。
若手技術者は、調べたこと、知っていることを話すだけで満足する「評論家」に落ち着く傾向がありますが、企業に求められるのは課題を解決できる「実行力」です。
技術者育成研究所では、基本的な思考法の伝授にとどまらず、それを現場でどのように浸透させるのかという「具体策」まで踏み込んだ指導を行うことで、評論家になりがちな若手技術者の「実行力向上」を目指します。
そしてさらに重要なことは、企業の求める技術者を輩出し続けるということ。
技術者育成研究所では、継続的な技術者人材育成を達成するため、その育成システムの構築や維持のサポートも行います。
3.製造業にある企業の成長を後押しする
製造業において、企業は苦境に立たされています。
新興国の台頭や海外諸国の情勢不安によって、多く売れれば利益がでる「薄利多売」という考えが通用しなくなっているからです。
このような厳しいコスト競争に巻き込まれるのではなく、市場の求める「付加価値」によって利益を出すという企業体質が必要となります。
この製造業において、この「付加価値」を具現化するのは技術者です。
技術者が常に付加価値を見出すには、周りを見渡せる客観的視点が欠かせません。技術者育成研究所の提供するプログラムやコンサルタントでは「第三者視点」による客観的思考力の育成に重点を置き、市場ニーズ、業界動向を把握するための基礎力向上に努めます。