第18回 若手技術者が数値データの相対比較ができない 日刊工業新聞「機械設計」連載
公開日: 2025年1月11日 | 最終更新日: 2025年1月11日
タグ: お知らせ, 技術者の普遍的スキル, 技術者人材育成, 要素技術醸成, 連載・執筆・寄稿
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日刊工業新聞社の月刊誌である機械設計で、
若手技術者戦力化のワンポイント
という題目の新連載の記事が2025年2月号に掲載されました。
題目は、
若手技術者が数値データの相対比較ができない
です。
製造業の技術者は数学が苦手なケースも多い
一般的に考えれば技術者は理数系に関心がある、
または得意な傾向にあると考えると思います。
しかし実際に技術者育成を進める中で感じた実情を言うと、
製造業の技術者の多くは実務に数学を導入することを避ける傾向にあり、
何より苦手意識を持つ技術者が多いのです。
その理由はわかっていません。
ただ一つ推測できるとすれば、
製造業は形を作れるため目に見えない数学的な議論よりも
「目で見える形の方が分かりやすい」
と感じる技術者が多数派になりやすいという、
社内の雰囲気にあるのかもしれません。
数値データの相対比較は若手技術者にとって必須実務スキルの一つ
今回の記事では若手技術者のうちに習得したい、
技術者の普遍的スキルの一つであるグローバル技術言語力、
すなわち数学力のうち”数値データの相対比較”にスポットを当てました。
できるだけ具体的なやり方が分かるように既述したことに加え、
読者によってはあまり好きではないかもしれない母標準偏差算出式(下式参照)の展開法を解説し、
その数式を使って検査データを一例に、
交差設定という実務への応用方法もご紹介しています。
数値データの取り扱いに不安のある技術者の方、
またはそのような若手技術者を指導されるリーダーや管理職の方にお読みいただきたい内容です。
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