若手技術者がわからないことを聴きに来ない Vol.079

too much to do

( The image above was referred from https://marketingland.com/writing-much-content-202405 )

 

 

今日は若手技術者が わからないことを聴きに来ない ということについて考えてみます。

 

 

 

技術者は抱え込む性質がある

 

技術者の典型的な挙動のひとつに

 

「抱え込み」

 

というものがあります。

 

当人は意識せず、自分の中に抱え込み、
悶々と考え続けるイメージです。

 

 

自分で色々考えること自体は決して悪いことではありません。

 

 

ただ時間が有限である以上、無制限に考えていることが正しいというわけにはいきません。

 

 

少しずつでも前進をしなくてはいけないからです。

 

 

 

しかし考え込むという状況に陥った若手技術者は、
自分のことに精一杯で人に聴くという行動が選択肢から消えてしまうことがあります。

 

 

 

ある程度経験を積んでくればどのタイミングで相談すればいいのか、
といったことはおのずとわかってきますが、
経験の浅い若手技術者ではなかなかそのような思考回路に至りません。

 

 

 

 

抱え込む技術者が強制的にコミュニケーションをとるために

 

そこで取り組んでいただきたいのが、

 

「一日一回、5分ほどで昨日の報告と今日何をするのか報告させる」

 

ということです。

 

 

最初は5分ではなく10分、20分かかるかもしれません。

 

 

そこは問題ではありません。

 

 

 

ポイントは、

 

「毎日続ける」

 

ということです。

 

 

 

どちらかが出張などの場合はメールや電話でも構いません。

 

 

何より毎日続けることで

 

「習慣化する」

 

ということが重要なのです。

 

 

 

報告をしないと何となくお互い気持ちが悪い。

 

そのような心情が出るまで粘りづよく続けることです。

 

 

当然ながら時間がかかるので、一人の上長が対応できるのは1、2人が限界です。

 

 

しかし入社1年目から2年目の間に少なくとも1年程度このような習慣を続けることで、
それを辞めても上長に対して報告する、相談するという選択肢が若手技術者に刷り込まれていますので、
ここから先はある程度自主性に任せればいいのです。

 

 

 

特に組織内でのチームプレイに対する経験の浅い1年目の若手技術者に対して有効な育成方法です。

 

 

 

5分でも毎日続けるのは色々な意味で大変だと思います。

 

 

しかし、このような取り組みが後々の成長曲線の勾配を大きくし、
組織に貢献できる技術者を排出する近道となると考えます。

 

 

 

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今日のワンポイントは、

 

 

「若手技術者が わからないことを 聴きに来ない」

 

 

という時には、

 

 

「一日一回、5分ほどで昨日の報告と今日何をするのか報告させる」

 

 

ということを心がけてください。

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