俺の時代 は、ではなく君らの時代はどうだと訊いてみてください

 

 

君らの時代はどうだ

 

 

何年も前、場合によっては何十年も前の” 俺の時代 “の話をクドクドとするのではなく、若手技術者には「今の君らの時代はどうだ」と訊いてみてください。

 

飲み会にしても、育成にしても、指導する側にある技術者やマネジメントはどうしても、

 

 

 

俺の時代は …..

 

 

 

と言いたくなってしまうようです。

 

 

 

 

ただし、残ながらこの手の話は若手技術者にってただの昔ばなしにしか聞こえず、ほとんど響くことは無いでしょう。年長技術者の満足で終わる場合が多いです。

 

時代というのは刻一刻と変わっています。現状を踏まえない話は若手技術者のモチベーションを下げてしまい、マネジメントにとっても育成効果を下げてしまうという弊害を生じてしまいます。

 

 

では、技術者指導者層としてはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

是非、

 

 

「今の君の現状はどうなのだ」

 

 

と訊いてみてください。

 

 

 

歩み寄ることで、指導する側の技術者にもマネジメントにとっても、今この瞬間の現場状況が見えてくるはずです。

 

 

 

そして、昔話をする年長者の技術者が多い中で、

 

 

「若手技術者に耳を傾ける」

 

 

という差別化を図ることで、若手技術者からの信頼を獲得し、その後の育成スピードを大幅に上げることができるはずです。

 

 

 

 

若手に歩み寄ってばかりでは、人は育たないとお考えになる気持ちも理解できますが、今一度本当の最前線で戦う若手技術者という戦士たちの生の声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

そしてこれにより若手技術者との間に早い段階で信頼関係を構築し、育成スピードを加速させてください。

 

 

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