万能な技術者育成方法 はあるか

技術者の多様性

万能な技術者育成方法 はあるのでしょうか。


多くのものづくり企業において技術者の育成というのは共通の悩みであり、力を入れているのは紛れもない事実です。

 

どの企業においても望むべき技術者のあるべき姿というのは、表現の違いはあれど、

 

「問題や課題を”自主的に”見つけ、それを解決できる”実行力”を有する」

 

というスキルを持つというところに落ち着くことが多い印象です。

 


なぜならば、現場に近い人間が自主的に動き、それを解決する実行力を持っていれば、企業の上層部は仕事を現場に任せることで時間を捻出し、自らは管理業務、企業の戦略・経営といった、より高い視点での仕事が可能となるからです。

 

 

 

そして、最初の質問に立ち返ります。

 

 

万能な技術者育成方法 はあるのでしょうか。

 

 


答えはあります。

 

 


その方法とは、

 

 

「個々人の個性に応じてカスタマイズされたアプローチにて信頼構築できた上で”あるべき姿”に誘導する」

 

 

となります。

 


裏を返すと一人一人異なるアプローチが必要だということになり、万能な方法は無いという答えとも言えます。

 

 


これは紛れもない事実です。

 


個々人の技術者のタイプによってアプローチの方法を変えないと、相手の懐に入り込むことができないのです。

 

 

 

育成の根本にあるのは

 


「育成する側と育成される側の信頼関係」

 


です。

 


この第一歩の信頼関係を構築できなければ、相手に何を言っても心に響かせることができない。

 

だからこそ、「育成」の前に相手の懐に入り込んで「信頼」を構築するという「カスタマイズ」されたアプローチが必要なのです。

 

 

ある程度信頼を構築できて来れば、ある程度「万能」といえる手法は存在します。

 


育成対象である若手技術者が技術者指導者層のいうことに耳を傾けてくれるからです。

 

 

 

「個々人の個性に応じてカスタマイズされたアプローチにて信頼構築できた上で”あるべき姿”に誘導する」

 


これこそが 万能な技術者育成方法 に最も近い考えだと思います。

 

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