集中力 の欠ける若手技術者の指導

若手技術者の中には 集中力 に欠け、指示事項を早とちりしてしまう方はいないでしょうか。


比較的頭の回転が速い方に多いのですが、
指示事項を最後まで聴かずに走り始め、
ある程度行ってから


「あれ?何をやっているんだっけ。」


と思い立って戻ってくるイメージです。

 

指導する側としては、


「どうして説明を最後まで聴かないんだ」


といらだつ一方、仕事は遅れ、貴重な業務時間を無駄にしてしまうことになります。

 

 

指示の基本は活字ベースだが復唱も効果的

 

やはり最も効果的なのは活字ベースでの指示です。

 

指示事項をその場で書いてもらうというのも効果的であり、
指示を受けた若手技術者の頭の整理、そして見直しができるからです。

 

ここで指示事項の理解につながるもう一つの方法をご紹介します。


それが


復唱


です。

 

指示事項を伝え、それを要約の上で復唱してもらうのです。


その場ですぐ確認ができる方法としては極めて効果的です。


指示したものをそのまま復唱してもらう、
というよりはそれを被指導者が自ら整理した上でポイントを言ってもらうイメージです。


やってもらいたいことや支持者の要望事項がきちんと整理できるまで、
修正を繰り返し、何度か口に出してもらうのが良いと思います。

 

 

復唱による指示事項の確認における注意点


ただし、この復唱による指示事項の伝達には重要なポイントが2つあります。

 

1つは「若手技術者がある程度の論理的思考力を有している」ということ。

 

もう一つは「指示を与える指導者側が高い論理的思考力を有している」ということです。

 

つまり、ある程度の論理的思考力が指示する側も受け取る側もみにつけた条件下でのみ、
復唱による指示事項の確認は機能するのです。


いくら指導者側がきちんと指示を出しても受け皿である若手技術者がきちんと内容を聴きとる論理的思考力が無ければ機能しません。


同様に指示する側が頭の整理できていない状態で指示を出しても、指示事項が支離滅裂では理解されません。

 

よって、結局のところ活字ベースの論理思考が指示者、被指示者である程度のレベルになっていることが重要といえます。


言い方を変えるとある程度の論理的思考力が指示者と被指示者が共に持っていれば、
本来の活字伝達をより効率的な口頭によるやり取りというより高効率のコミュニケーションが可能となるのです。

 

ある程度の論理的思考力はあるものの、早とちりが散見される、といった若手技術者の指導に有効な復唱による指示事項の確認。

 


活字によるやり取りがある程度機能してきたと感じている方々は、
今回ご紹介した復唱という方法を試してみるのも一案です。


 

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