若手技術者を 展示会 に出席させたいが何をやらせればいいかわからない Vol.097

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

技術者を指導する方へおくる

 「若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン」Vol.097 2019/10/14

                        (隔週月曜日発行)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※このメールマガジンは送付を同意された方のみにお送りしています。

ご不要の場合は、このメールの末尾にて、読者登録変更・解除が可能です。

 

 

 

<目次> ━━━━━━━━━━━━━━━━

・今週の「製造業の若手技術者育成ワンポイントアドバイス」

・お知らせ

・編集後記

 

 

 

<今週の「製造業若手技術者育成ワンポイントアドバイス」> ━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

– 若手技術者を 展示会 に出席させたいが何をやらせればいいかわからない

 

 

という悩みについて考えてみます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日のワンポイントは、

 

 

「若手技術者を展示会に出席させたいが何をやらせればいいかわからない」

 

 

という時には、

 

 

「自社製品の技術データが掲載されたカタログを持たせ、技術的メリットに関する情報を拡散させる」

 

 

ということを覚えさせてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

若手技術者に外を見てもらいたいというマネジメントの判断により、
彼ら、彼女らを展示会に派遣させるということもあると思います。

 

 

業界全体を見てきてほしいという指示は基本を押さえており良いと思いますが、
経験の浅い若手技術者にとってはそのような情報を取ってくるという成果を出すという観点では、
なかなか難しいかもしれません。

 

 

しかし時間と経費をかけていってもらう以上、何か成果を持ってきてほしい。

 

それがマネジメントの本音かと思います。

 

 

このようなマネジメントの要望に近い成果を出す確率を高めるものの一つとして、

 

「自社製品の技術データが掲載されたカタログを持たせ、技術的メリットに関する情報を拡散させる」

 

というものがあります。

 

 

 

これはこれからの技術者の方々に必須の、

 

「技術専門性を活かした情報発信型マーケティング」

 

の基本の一つです。

 

 

 

上記の展示会の参加における若手技術者の役割は、
情報の伝達に限定されるため、
既に技術的メリットをきちんと述べられるための技術情報を、

「技術者に必須の企画力」

を基本に準備できているというのが前提になります。

 

 

企画力については以下のコラムでも述べたことがありますので、
詳細はそちらをご覧ください。

 

※ テーマ「イノベーションと企画力」の投稿一覧

 

 

 

この辺りは普段の顧問先での指導に加え、企業の新人研修、
並びに来月から開催される栃木県庁でのセミナーでもお話をする予定です。

※ 栃木県庁主催の 若ものづくりネットワークセミナー 登壇

「自社製品の技術データが掲載されたカタログを持たせる」

 

というのは言い換えると若手技術者に武器を持たせることです。

 

そしてこの武器は、情報として相手、特に潜在的顧客に渡った後、
それ自身が情報浸透のための役割を果たし、結果的にマーケティングに関する効果を発揮するのです。

 

 

この情報のポイントは、

 

– 技術的なメリットが定量的に述べられていること

 

– どのような課題を解決できるのかということが明確化されていること

 

– 問い合わせ先が明記されていること

 

の3点です。

 

 

 

そして当然ながら若手技術者はこれらの内容をきちんと述べられればそれが理想的です。

 

 

武器を活用して、会った相手に自社技術を説明できるということは、
技術者育成の観点からも極めて有効なアプローチだからです。

 

その一方、若手技術者に留意させることもあります。

 

 

それは、

「わからないことは無理に答えず、後日こちらから連絡するといって名刺を渡す」

というつなぎ止めのアクションをできるか、ということです。

 

 

技術者はどうしても自分で抱え込んで解決しようとする癖があります。

 

 

そうではなくて、持ち帰って確認の上、改めて連絡するので連絡先を交換したい、
という一言が言えるようになることが技術者としての大きな一歩になります。

 

自社技術に興味ある企業を見つけ、
その企業とのネットワーク構築の足掛かりを作る。

 

 

このような成果を得られれば、
若手技術者を展示会に行かせる大きな動機になるのではないでしょうか。

 

 

 

技術情報という事前準備は必須ですが、
是非若手技術者に外で潜在的顧客とのコミュニケーションをする、
ということを是非経験させてあげてください。

 

 

<お知らせ> ━━━━━━━━━━━━━━━━

・新規書籍出版のお知らせ

これからの技術者に求められる普遍的スキルとその鍛錬方法 - 技術者育成に取り組む方に –

という題目の書籍を新規出版しました。
詳細は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07XLGQTPB/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_taft_p1_i0

 

4年以上に渡る技術者育成事業において培った経験を踏まえ、
技術者の普遍的スキルといういつの時代にあっても必要不可欠なスキルという形でまとめ、
その鍛錬方法について述べています。

技術者の採用や育成に関わる方にとってご参考にしていただくのはもちろん、
ご自身が技術者という方が自らのスキルアップを目指す際のご参考にしていただければと思います。

 

 

・栃木県庁主催の「若ものづくるネットワークセミナー」に登壇します

栃木県庁からセミナーの登壇依頼をいただきました。

本年は計4回のセミナーとなります。
技術者としての普遍的スキルの向上とその実践、
並びに最終的なアウトプットして新製品の提案を対外的に実施するところまで行います。
是非ご参加ください。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/f02/r1wakamonodukuri.html

 

 

・公式 Twitter 開設しました
技術者育成に関するトピックスを発信するアカウントを開設しました。

 

 

<編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━

気候変動も一因であるのかもしれませんが、
今年は関東も台風当たり年です。

 

 

このメルマガを書いているのは19号直撃前ですので、
状況がどうなっているかわかっていませんが、
なかなか見たことのない勢力です。

 

我が家はもともとキャンプをやるので、
水タンク、保冷、ランタン、ガスボンベやコンロ、発電機といったものは常備しています。
さらに水はローリングストックにしており、
それ以外にも基本的な保存食は同様に更新しています。

 

 

2年前に住んでいるマンションの理事長をやった時は、
様々な防災備品の追加と訓練を実施しました。

やはり日々の備えが大切ですね。

 

先程からエリアメールにて河川増水警戒の連絡もきています。
私は比較的高いところにあるマンションに住んでいるのでとどまるつもりですが、
川の近くに住んでいる知り合いは避難所に向かっているかもしれません。

 

本メルマガをご覧の方に被害が無いことを祈りたいと思います。

 

 

・ 著書情報━━━━━━━━━━━━━━━━

”技術報告書”書き方の鉄則 独り立ちを目指す技術者の盲点 Kindle版

これからの技術者に求められる普遍的スキルとその鍛錬方法 - 技術者育成に取り組む方に –

技術者が「自分の名前」で輝くための自己マネジメント力 企業に勤める技術者に必須 Kindle版

技術者が自信を取り戻すための7つの思考法 仕事に行き詰まりを感じた技術者必読 Kindle版

・ 読者登録変更・解除について━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは自社配信システム及び「まぐまぐ」を利用し、
読者登録された方のメールアドレスに自動でお送りしています。
読者登録にお心当たりがない場合や解除したい場合は下記URLにてお願いします。

まぐまぐの配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001644040.html

==================================
・メルマガ名 「若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン」
・責任者名  FRP Consultant 株式会社 技術者育成事業部 吉田 州一郎
・責任者メール info@engineer-development.jp
・オフィシャルサイト http://engineer-development.jp/
==================================

⇑ PAGE TOP